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森博嗣の作品で、真賀田四季が登場するときよりも恐いものはない。真の天才が如何なるものか想像出来なかった私たちにそれを突き付けた、彼の表現力やちからは凄いものがあるけれど、そんなことすら忘れる程に、小説の中の彼女に圧倒される。恐怖?畏怖?羨望?憧憬??いろんな感情が全て同時に存在して混乱する。どこか冷静な自分もいるのは普段と同じ。だけど、あたしを構成する全ての人格に影響が及んでいる。

初めて読んだ森博嗣の作品は『すべてがFになる』。この時にあたしは心の底から驚愕した。そして感動した。犀川という人格形成の媒体資本が、高校の時に悩みに悩んで辿り着いたあたしの中の答えに、とても近かったから。当時のあたしの意識は和泉八雲に持ってかれていた。大学生になって、情報の知識も少しだけ身に付けて、森博嗣が少し読める様になって、そして漸くここまで辿り着いた。嬉しいとか、感慨とか、そういったものはごく一瞬で消え去る。ここが答えではないからで、それ以上のものをあたしの精神自体が貪欲に求めているからだ。

課題の提出期限が近いとか、試験が近いとか、そんなものはどうでもよくなる。そんなものと言い切れる位に、今のあたしの中での優先順位と価値は決まっているから。
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